毎日、鳥の巣を見るのが日課になって約2週間。
卵を毎日1つずつ産む仕組みも知らなかった私は、毎日が発見と感動の日々を送っています。
キセキレイ夫婦の子育てを身守りながら、知らなかったことや気づいたこと、勝手な妄想?などの記録を残していきたいと思います
卵を温め出すタイミング
鳥の巣を発見した日の翌日から7日目のあいだ、毎日1つずつ卵を産んでいき、最終的には6つの卵を産みました。
産卵初日、巣の中に卵が1つコロン…。
親鳥は近くにいませんでした。
放置? 大丈夫なんだろうか?と心配しました。
次の日も卵を産んで、卵は2つに…。
次の日も卵は増えていきますが、親鳥は近くにいません。
私の勝手な妄想では、鳥って卵を産んだらひとときも卵から離れず、卵を温めている印象があったんですが・・・。
しかし、6つ目の卵を産んでからは、親鳥が卵を温めている姿を目にする頻度が増えてきました。
この鳥の巣の手前に、アゲラダムが植えてあったんですが、お水があげられず乾いてちりちりになりました。(ごめんね…)
鳥夫婦の性格
毎日、見守っているうちに、夫婦の性格がぜんぜん違うんだなぁということに気づきました。
親鳥Aは、人間が玄関から姿を見せようが、近くを人間が通ろうが、逃げ出すこともなくずーっと卵をあたためています。
微動たりしないので、まるで作り物のオブジェのようです。
(お目々だけをパチパチとさせますが、それがまた可愛い♪)
でも、親鳥Bは人間の姿がほんの少しでも視界に入ったら、巣から離れて隣の家の屋根の上から、「チチッ、チチッ」と鳴いてこちらの様子を見ています。
人間がいなくなると、すぐに戻って卵を温める性格です。
私は勝手に、じっと卵を温めている親鳥Aが母鳥、少し離れたところからチチッと鳴いている親鳥Bが父鳥だと思っています。
この鳥夫婦の性格の違いを主人も感じたらしく話が盛り上がりました。
男性陣には失礼かもしれないけど、おもいきってきいてみました。
「どっちが雄でどっちが雌だと思う?」
「それはやっぱり、じっと卵を温めてる方がお母さんじゃない?」
「そうそう、私もそう思ってた!」
「なんで、そう思ったの?」
「お母さんの方が子育てが上手だから」と。
(笑)
確かに、我が夫は、初の子が産まれて初めて抱っこをするとき、
「抱いてみたいけど、どうやって抱っこしたらいいの?」
「落としてしまいそうで怖い」
「腕の中から落ちそう・・・」
と戸惑っていました。
病院から帰宅して、始めてお風呂に入れるときも、
「怖い怖い」と言いながら、子供の耳に水が入らないように必死だったな。
仕事から帰ってきたときに、子供がすやすやと寝ていると残念がって、私が見てない隙にかまって起こして、子供には泣かれるは、私には怒られるは、とか、新米パパは子育てベタだったのを思い出しました。
(主人の名誉のために。
その後はしっかりパパさんになれましたよ)
そう思うと、この鳥夫婦も初めての子育てなのかもしれませんね。
暑さから身を守る
記録13、14、15日目の日中最高気温は30度近くになりました。
こんなに低い位置に、オープンで日陰もないところで、この気温は鳥にとってもつらい暑さだと思います。
暑さのせいか、クチバシを開けて小刻みに呼吸しています。
ハッ、ハッ、ハッ、ハッと、体温を逃してるかんじ。
思わず、通りすがりに「暑いよね、頑張って」って言葉をかける毎日でした。
暑さから卵を守る
午前の仕事を終えて帰宅したとき、そっと巣を見てみると、お母さん鳥にちょっと違和感が・・・
いつもより元気がないような気がする・・・
鳥って飛んでない時は、羽をきゅっと閉じてる感じなのに、
なんかおかしいな・・・と、もう一度よく見てみると、羽を少し広げていることに気づきました。
暑い中、じっと卵を温めている間に、親鳥が暑さでばててる…?( ; _ ; )/
弱ってしまったの?(>_<)
と思いましたが、頭の中で1つの考えがひらめきました。
そうか!日陰面積を作ってるのか!
羽を広げて、自分自身の体温を下げているのかもしれないですが、もしかすると卵を守るためなのかなっと思いました。
見守り隊の気持ち
大自然の中で生き抜く鳥たち。
可愛らしい一面もあり、逞しい一面もあり、見守り隊として毎日楽しませてもらっています(笑)
そして、そろそろヒナちゃんたちに会えるんじゃないかなーと、ヒナ誕生を心待ちにしてます。
楽しみだなぁー♪
皆さんにも、良い報告ができますように!
ご一緒に応援してくださいねー!