今年の梅雨はおかしい・・・。⊙﹏⊙∥
今日も三日連続、夏のような猛暑日となり気温は34度となりました。
今年の夏は、例年以上に厳しい暑さになるという予報も出ていますが、
梅雨の時期からこれだけ暑いと、正直、夏本番が少し怖くなりますよね。
近年の夏はとにかく暑くて過酷です。
そんな夏を乗り越えるために、我が家では梅シロップを作り、梅ジュースにして飲んでいます。
市販のジュースも美味しいけれど、手作りの梅ジュースは格別です!
それに、梅には豊富なクエン酸は疲労回復に良いと聞きますが、まさにその通りで、疲れた時に飲むと活力が湧いてくるのを感じます。
なので我が家では、夏の暑さで体力を消耗しやすいこれからの季節には、欠かせない必需品となっています。
ですが・・・・・・。
梅がスーパーなどの店頭に並ぶ期間は驚くほど短くて、あっという間に売り場から姿を消してしまうんです・・・。
実は、昨年はタイミングを逃してしまい、梅ジュース作りを断念しました。(涙)
昨年の反省を活かし、今年はスーパーに梅が並び始めた瞬間から目を光らせて、無事に梅を手に入れることができました。
と言うわけで、今年は念願の梅ジュースを作ることができました!
私が作る梅ジュースは「冷凍梅」を使って、あっという間に作れるお手軽レシピです。
先日の、我が家流「減塩梅干し・梅漬け」に続いて、梅ジュースを作ったのでご紹介したいと思います。(*^-^*)
とっても簡単なので、皆さんもぜひ、手軽に作ってみてくださいね。
冷凍梅なら、アク抜き不要でそのまま使えるので、初めての方でも簡単に挑戦できますよ!(*^_^*)
(以下のcontentsから、興味のあるセクションに直接移動できます。気になるところから、気軽に読んでみてください)
材料
・冷凍梅:1㎏(24時間冷凍)
・氷砂糖:1㎏(梅と同量)
・保存容器:2L以上の密閉できる瓶(煮沸消毒したもの)
材料選びのポイント
梅について
・青梅でも完熟梅でも作れますが、完熟梅を使うとよりフルーティーでまろやかな味わいに、青梅だとよりすっきりとした酸味が楽しめます。(私は青梅が好きです。)(*^-^*)
梅の冷凍について
【アク抜き不要!】
本来、梅は「アク抜き」が必要ですが、冷凍なら不要です。アクを抜く際は水に漬けますが、水につけることで梅が傷んでしまうため冷凍する場合はアク抜きはしないほうがいいです。解凍後もアク抜きはしないようにしましょう。
【エキスが出やすい】
冷凍することで梅の細胞が壊れ、エキスが出やすくなります。
その結果、短時間で美味しく仕上がります。
【いつでも作れる!】
旬の時期に買い置きして冷凍しておけば、飲みたいときにいつでも梅ジュースが作れます。
氷砂糖について
・氷砂糖はゆっくり溶けるため、梅のエキスがしっかりと引き出され、雑味のないクリアなジュースになります。グラニュー糖やきび砂糖でも作ることができますが、風味がそれぞれ違います。私は氷砂糖がお気に入りです。
・甘さを控えめにしたい場合は、梅の8割程度の氷砂糖に減らしてもOKです。
保存容器について
・梅と氷砂糖を入れるとかなりかさばるので、余裕のある大きさの瓶を使いましょう。
・煮沸消毒はカビや雑菌の繁殖を防ぐために非常に重要な工程です。鍋に容器に蓋を入れ、容器が完全に浸るぐらいの水を入れ火にかけてます。沸騰後は10分ほど煮沸します。その後、清潔な布巾の上で完全に乾燥させましょう。アルコール消毒でも代用できますが、煮沸消毒が確実だと思います。
作り方と失敗しないコツ
丁寧に作業を進めることで、美味しい梅ジュースが完成します。
①梅の下準備
梅は水で優しく洗い、爪楊枝などでヘタを一つ一つ丁寧に取り除きます。
清潔なタオルやキッチンペーパーで水気をしっかり拭き取って、冷凍庫で24時間冷凍させます。
②容器の準備
上記の通り、清潔で完全に乾燥した瓶を用意します。
③梅と氷砂糖を交互に入れる
冷凍梅と氷砂糖を、交互に層になるように入れていきます。
***** 失敗しないコツ *******
■梅を凍ったまま入れるのがポイントです。溶けてしまうと雑菌が繁殖しやすくなる可能性があります。
■一番上は氷砂糖で蓋をするようにすると、梅が空気に触れるのを防ぎ、カビが生えにくくなります。




④冷暗所で保存
直射日光の当たらない、涼しい場所(戸棚の中など)で保存しま高すぎると発酵がすすみやすくなるので注意しましょう。
⑤毎日ゆする
1日1回、瓶を優しくゆすって、梅と氷砂糖を混ぜ合わせます。
***** 失敗しないコツ *******
■氷砂糖が底に固まって溶け残らないように、全体を均一に混ぜるイメージでゆすりましょう。
■この作業を怠ると、氷砂糖が溶けにくく、エキスが出にくくなることがあります。
⑥完成の目安
氷砂糖が完全に溶けて、梅からエキスが出て梅がしわしわになったら完成です。目安は1週間~2週間程度。
※梅から泡が出てきたり、変な匂いがする場合は発酵している可能性があるので注意してください。
***** 失敗しないコツ *******
梅の実を長く漬けすぎると、えぐみが出たり、発酵したりする可能性があります。
美味しさを保つためにも、適切なタイミングで取り出しましょう。
飲むときのポイントと活用法
完成した梅ジュースの原液は、酸味や甘みが強いので必ず薄めて飲んでくださいね。
水や炭酸水で割る
基本の飲み方です。1:3~1:5くらいで割るのがお勧めです。お好みに合せて調整して下さい。
牛乳で割る
意外な組み合わせですが、飲むヨーグルトのようになって美味しいです。酸味がまろやかになります。
お湯で割る
寒い季節にはホット梅ジュースもお勧めです。
かき氷のシロップに
ご自宅にかき氷器があるかたは、ちょっと贅沢な天然シロップとしてもお楽しみください。
梅の再利用
漬け終わった梅(しわしわの梅)は捨てずに再利用することで、美味しい梅を無駄なく利用することができます。
梅ジャム
しわしわになった梅の種を取り出し、果肉と砂糖を鍋に入れて煮詰めます。ヨーグルトにトッピングしたり、こんがり焼いたパンなどに似合います。
甘露煮
再び砂糖を加えて煮詰めれば、デザートとしても楽しめる甘露煮になります。冷やして食べると美味しいですよ。
お菓子作り
パウンドケーキやマフィンに刻んで入れるのもお勧めです。梅の風味が絶妙です。
「梅ジュース」の体に優しい効果
毎日の「元気」を応援
梅の酸味の主成分であるクエン酸は、体内でエネルギーが効率よく生み出される過程をサポートすると言われています。これにより、日々の活動で感じる疲れやすさの軽減や、活力の維持をサポートされると言われています。体がだるいと感じるときや、運動後の疲労回復も期待できます。
お腹の中から「すこやか」に
梅に含まれる有機酸は、お腹の中の環境に良い影響を与える可能性があると言われています。善玉菌が活動しやすい環境を整えることで、お腹の調子を整え、スムーズな毎日をサポートすると考えられています。体の中から健やかさを保つことは、全身の調子を整える上で大切な要素ですね。
内側から輝く「美しさ」をサポート
梅に含まれるポリフェノールなどの成分は、体内で発生するサビつきに働きかけ、若々しさを保つ効果が期待されています。また、体の巡りをサポートすることで、内側からクリアな美しさを引き出すことも期待できます。
心安らぐ「リラックスタイム」に
まとめ
手作り梅ジュースは、市販品にはない格別な味わいと、添加物の心配がない安心感があります。ぜひ、今年の夏は自家製梅ジュースで、美味しく楽しく健康的に過ごしてみませんか?
今回は①~④の工程をし、これから2週間ほど⑤の工程に入ります。
今後も出来上がっていく様子など、順を追って記録を追加していこうと思います。
(*^-^*)