心ざわめく真夏日と、うっかり連発の私
毎日、うだるような暑さが続いていますね。
気づけば前回の更新から、ずいぶん時間が経ってしまいました。
この1週間、実は私の心は、どこか落ち着かない気持ちがずっとありました。
それは、先週起きたキセキレイのヒナたちの、あのショッキングな出来事がきっかけです。
あの時、実際に何が起こったのか…その真相への思いなどがずっと頭から離れず、モヤモヤとした気持ちを抱えたまま日々を過ごしていました。
そんなざわつく心に加え、ちょうどこの時期は仕事のイベント準備で大忙し。
連日業務に追われているうちに、あっという間に1週間が過ぎ去ってしまいました。
こういう、心も仕事も生活もバタバタしてる時って、"心ここにあらず・・・"とでも言うのでしょうか、気がつけばうっかりミスを連発してしまうんですよね。
先日、私は、まさにそんな出来事がありました。 (^_^;)
「さぁ、今日も忙しいぞ!昼からのお客様が見える前までに、段取りよく午前中のうちに、外回りの用事を全部済ませるぞ!」
という気持ちと同時に、頭の中では、
「書類を取りに行って、銀行に寄って、ついでにATMに寄って、それから買い物!」と、午前中にやりたいことを、完璧にシミュレーションしていたんです。
ところが、いざ車を走らせると、なぜかいつもの買い物に行くルートへ。
「しまった・・・。つい、いつもの道を走っちゃった・・・」とUターンしようとしましたが、タイミングを逃してしまい、かなりの大回りをするハメに。
ルート修正してようやく用事を済ませ、目的の買い物のお店に到着したと思ったら…まさかのメモ忘れ!
「あれ?何を買うんだっけ?」と必死に思い出そうとしますが、一つも思い出せないんです(笑)。
この日はたまたま家族が家にいたので、慌てて写真を送ってもらい、なんとか事なきを得ました。
そして、買い物が終わり家へ戻ろうとしたとき銀行から連絡が・・・。
「ATMにお忘れ物がございます」とのこと。
そうなんです・・・。
一番先にもらった書類を、なんと銀行内のATMの機械の上に置いてきてしまったのです。
慌てて、いや、今度は慌てないように、少し呼吸を整えて、連絡をいただいた銀行に戻って書類を受け取り、ようやく家路についたという一日でした。
そして、モさヤモヤとバタバタが続く中、さらに急展開です。
まず、急遽、地域の夏祭りイベントを見に行くことになりました。
そして、そんな矢先、主人からふと、「今週末、海、行くか?」と声がかかりました。
「海?!」
「うーん・・・」「海か・・・。」と、思わず心の中でつぶやいてしまいました。
確かに、我が家の夏にとって、夏に海に行くことは欠かせない恒例行事でした。
子供たちも成人し、夫婦二人になった今も、毎年欠かさず海へ足を運んではいるのですが・・・。
そろそろこの歳で海に入るのもどうだろうかと思ったり、準備や片付けのことを考えると一瞬ためらう自分もいました。
でも、ドライブ好きな主人は泳ぐと言うより、久しぶりに出かけたいのかもしれない。
そう思うと、せっかく誘ってくれたんだし、この夏を楽しまないともったいない!
ということで、海へ行くことになりました。
そんなこんなで、話の急展開がいくつも重なって、てんやわんやな一週間でした。
夏祭り、大切な人の応援へ!
夏祭りは、まさに「急遽」という言葉がぴったりな状況でスケジュールに飛び込んできたのですが、今回はどうしても行きたい理由がありました。
というのも、友人のお子さんで、私にとって以前から可愛がらせていただいている方がステージに立つことになったからです。
これは応援に駆けつけなくてはと思い、そのお子さんの晴れ姿を目に焼き付けようと、会場へ。
会場に着くと、近所の知り合いや友人にも偶然会うことができ、立ち話に花が咲きました。
そして、皆でステージを見守り、精一杯のエールを送る時間は、心が温かくなるひとときでした。
華やかな花火が上がるようなお祭りではありませんでしたが、頑張っている姿から元気をもらい、再会できた人たちとの会話で、心がほぐれるような一日でした。
いざ海へ!でも、まさかの…?
そして、夏祭りの翌日、主人と二人で海へと向かいました。
いつも行く馴染みの場所ではなく、今回は「せっかくだから、いつもと違うところに行ってみよう!」ということになり、少し遠出をしてみました。
二人で「どんなところだろうね」「楽しみだね」と話しながら、新しい発見を期待して、ワクワクしながら車を走らせました。
ところが、到着してみると、想像していた海水浴場とは少し違っていました。
ブイがずいぶん手前で仕切られていて、期待していたほどの広々とした解放感がなく、波もなく、まるで大きなプールのよう・・・。
小さな子どもたちが安全に水遊びをするには、これ以上ない最高の場所だと感じたんですが、波の音も聞こえないほどの穏やかさに、大人二人の私たちは少し物足りなさを感じてしまいました。
広々とした開放感や、打ち寄せる波のざわめきを求めていた私たちには、その静けさがかえって、「今日は泳がなくてもいいかな」と思わせる感じでした。
もちろん、海や海岸自体はとてもきれいだったので、
「他に良い海水浴場がないかな?」と、海沿いを少し探してみたのですが、残念ながらどこも似たような雰囲気の場所ばかり。
「うーん、なんか違うね」と苦笑いしながら、私たちは浜辺にシートを広げ、持参したお弁当を食べることにしました。
ですが、思わぬ収穫もありました(喜)。
日差しが強い日でしたが、ちょうど椰子の木の下に絶好の日陰の場所があり、そこで海を眺めながらランチタイム。
心地よい潮風が吹き抜け、まるで南国のリゾート地にいるかのような気分になれたんです。

目の前にはきれいな海が広がり、潮風がとても気持ちよく、幸せな時間を過ごすことができました。
帰り道では、「来週こそは、いつもの、慣れた海に行こうね!」と、今後のリベンジを誓い合って家路につきました。
ちょっと残念な結果でしたが、これもまた一つ、夏の思い出になったかなと思います。(^_^;)
小さな「出来事」を積み重ねて
この1週間、本当に様々なことがありました。
キセキレイの件で心がざわつき、仕事でうっかりミスを連発し、急なイベントやレジャーの誘いにてんやわんや。
思い通りにいかないことも多かったけれど、特別な思い入れがある子を応援したり、主人と新しい場所へ行ってみたりと、小さな「出来事」を積み重ねていくことで、少しずつですが、自分のペースを取り戻せているような気がします。
うっかりミスはまだゼロではありませんが(苦笑)、それも今の自分の一つの姿として受け入れつつ、焦らず、一日一日を大切に過ごしていきたいなと思っています。
さて、皆さんはどんな夏をお過ごしですか?
暑さに負けず、どうぞご自愛くださいね。