- はじめに:秋の庭を彩る主役たちと、まさかのサプライズ!
- 秋の情緒ある花(和風で可憐なもの)
- 賑やかな色彩とパワーのある花(庭を明るくする洋花)
- 今年のサプライズ!季節外れの紫陽花
- まとめ:秋のガーデニングは発見がいっぱい!
はじめに:秋の庭を彩る主役たちと、まさかのサプライズ!
涼しくなってきて、庭に出るのが本当に気持ちいい季節になりましたね!
今日は、わが家の庭の秋の主役たちをご紹介します。秋風に揺れるコスモスやフジバカマ、控えめだけど可憐な秋明菊といった和の花が、優しく秋の風景を運んできてくれています。
そして、庭を元気に彩るゼラニウムやコリウスなど、タフでカラフルな洋花も健在です。どの花も愛着がありますが、特に実家から受け継いだバラは、今1番のお気に入りです!
そんな賑やかな庭で、今回一番のハイライトは、まさかの「季節外れの紫陽花(あじさい)の開花」!
「なんで今!?」って驚きつつ、毎日ニヤニヤしながら観察しています(笑)。
それでは、秋の訪れとサプライズに満ちた、わが家の庭の記録をご覧ください!
それぞれの花を美しく楽しむためのちょっとしたコツも挟んでいきますね。
(上記のcontentsから、興味のあるセクションに直接移動できます。気になるところから、気軽に読んでみてください)
秋の情緒ある花(和風で可憐なもの)
秋風が吹く中で静かに咲く花たちは、どこか心を落ち着かせてくれます。わが家の庭で今、秋の風情を運んでくれている3種類のお花をご紹介します。
可憐で上品な美しさ:秋明菊
まず最初にご紹介するのは、すらりと伸びた姿が美しい秋明菊(シュウメイギク)です。

写真の通り、わが家の秋明菊は華やかなピンクの八重咲きです。
控えめだけど可憐な花姿で、奥に見えるアマドコロ(甘野老)などの緑とも相性が良く、庭の一角を上品に彩ってくれています。
花びらのように見えるのは、実は「萼(がく)」で、花の中心の黄色い部分とのコントラストが、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
***長く楽しむためのヒント ***
秋明菊は、日当たりが多少悪くても育ってくれる丈夫さが魅力です。
一度根付くと手がかからず、毎年秋になると忘れずに顔を出してくれる、私にとって大切な花の一つです。
蕾がたくさんついているので、満開になる頃が今から楽しみです!
風に揺れる秋の風物詩:コスモス
秋の風物詩といえば、やっぱりコスモス(秋桜)ですよね。
風に揺れる姿は、何度見ても飽きることがありません。(❁´◡`❁)


わが家には、鮮やかなマゼンタ色や淡いピンクのコスモスが咲いています。
毎年、こぼれ種で咲いてくれます。^_^
秋の空の下で、風を受けて揺れる姿は、まさに秋桜という名前がぴったりです。
***ガーデニング小ネタ***
倒れないための対策 背が高くなるコスモスは、風が強いとすぐに倒れてしまうのが悩みどころ。
茎が伸びてきたら、倒れる前に早めに支柱を立てて補強しておくのが鉄則です!
水やりを控えめにし、水はけの良さを意識するのも大切ですよ。
秋の七草の趣き:フジバカマ
秋の七草の一つに数えられるフジバカマも、今まさに満開を迎えようとしています。

この写真は、ピンク色の小さな蕾がたくさん集まって、これから開こうとしているところ。開ききると、ふわふわと淡いピンクや白の集合花になるんです。
フジバカマは、近くに寄ると上品で優しい香りが漂うのも魅力。
そして、この花は、海を渡って旅をする蝶「アサギマダラ」が蜜を求めてやってくる花としても有名なんです。
我が家の庭にも来てくれないかな?と、毎日楽しみに待っているところです。(*^_^*)
賑やかな色彩とパワーのある花(庭を明るくする洋花)
秋の情緒ある花たちとは対照的に、庭全体にエネルギーを与えてくれるのが、この色彩豊かな洋花たちです。長く咲き続けてくれて、秋のガーデニングを明るく盛り上げてくれます。
葉の色で魅せる:コリウス
まずは、花ではなく葉の色で魅了してくれるコリウスです。

わが家のコリウスは、濃い赤紫と、縁のライムグリーンのコントラストがとてもおしゃれな品種です。
一つあるだけで、その周辺がパッと華やぎます。
この時期に咲き始めた小さな薄紫色の花もまた可愛らしいんです。
***長く色を楽しむためのコツ***
コリウスは、日当たりが良い方が葉色が鮮やかになります。
また、背が高くなりすぎたり、色が悪くなったりしたら、思い切って切り戻しをすると、脇芽が出てきて再びこんもりと美しい姿に戻ってくれますよ!
鮮やかな星形の花束:ペンタスとゼラニウム
庭の色彩をキープしてくれる、タフでカラフルな主役たちです。
(a) 小さな星が可愛い!ペンタス

ペンタスは、星型の小さな花が手毬のように集まって咲く姿が可愛らしいですよね。
わが家では、鮮やかなマゼンタピンクと清楚な白を並べて植えています。
夏の暑さにも強く、秋までずっと咲き続けてくれる頼もしい存在です。ヾ(^▽^*)))
(b) ポップな色で元気いっぱい!ゼラニウム



丸い葉っぱが特徴のゼラニウムは、そのポップな色合いで一気に庭を明るくしてくれます。赤、ピンクと元気が出る色ばかりです。
***ガーデニング小ネタ***ゼラニウムを元気に保つには
ゼラニウムは水やりのしすぎに注意が必要です。
また、花が咲き終わったら、茎の根元から取り除く花がら摘みを欠かさず行うことで、次々と新しい花芽が上がってきてくれます。
上品で素朴な美:一重咲きのバラ(バレリーナ)
華やかな八重咲きも素敵ですが、わが家で咲いているのはシンプルで素朴な一重咲きのバラです。

この控えめなピンク色と、花芯(しん)が現れているデザインが、野バラのようなナチュラルで上品な美しさを感じさせてくれます。
品種は、修景バラとして知られる「バレリーナ(Ballerina)」だと思います。
小輪で房咲きになり、丈夫で手がかからないのが最大の魅力です。
このバラは、もともと実家で大切に育てられていた株を挿し木でもらってきたものなんです。
そして今年の初夏、この鉢の中にキセキレイの夫婦が巣を作りました。
残念ながら、雛が無事に巣立つ姿は見ることはできませんでしたが、小さな命がわが家の庭を選んでくれた貴重な経験として、このバラがますます愛おしくなりました。
その時の様子は、こちらの記事で詳しくレポートしています。
→ キセキレイがバラの鉢に巣を作った!観察日記と巣立ちの感動
今年のサプライズ!季節外れの紫陽花
今年の秋の庭で、間違いなく一番の驚きだったのが、この子です。

そう、本来なら梅雨の時期に咲くはずの紫陽花(あじさい)が、季節を間違えたかのようにひっそりと花を咲かせようとしているんです!
小さな蕾が膨らんで、淡い紫色の花びらが少しだけ顔を出しています。
初めてのことで、これを見つけた時は本当にびっくりしました。
なぜ今頃?紫陽花が開花した理由を考える
なぜこの時期に紫陽花が咲いたのか、初めてのことなので理由は分かりませんが、夏の厳しい暑さによるストレスで「狂い咲き(二度咲き)」を起こしたのかなって思ってまいます。
今年の夏は異常な暑さでしたもんね…。
本来の季節とは違うだけに、この小さな花が、いじらしく、とても愛おしく感じられます。
咲き切るまで、静かに見守っていこうと思っています。
まとめ:秋のガーデニングは発見がいっぱい!
今回は、秋の庭を彩るフジバカマやコスモスなどの秋の風物詩から、ゼラニウム、コリウスなどの元気な彩り、そして何より季節外れの紫陽花というサプライズまで、一挙にご紹介しました。
日々変化する庭の風景や、植物たちの小さなドラマは、ガーデニングの醍醐味ですね。皆さんの庭にも、何か面白い発見がありましたら、ぜひ教えてください!
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